今回は、遺言執行者を指定する場合。
まず、サンプルを御覧下さい。
遺言書
私、山田太郎は、次のとおり遺言をする。
一 私、山田太郎は、下記の者を認知する。
東京都○○区○○町1-1-1
小 林 花 子
平成24年1月1日生
二 遺言執行者として、次の者を指名する。
東京都○○市○○町7番地
行政書士 佐 藤 三 郎
平成25年1月25日
山田太郎 印
この遺言書の内容は「認知」です。
認知以外でも、相続廃除について記載する場合や
相続人の構成が複雑で
相続財産がいくつかある場合
遺言内容を実現するためには、煩雑な事務手続きが必要となります。
この場合、遺言執行者を指定することで
遺言の執行がスムーズに運びます。
なお、遺言執行者は、複数名の指定をすることも可能です。