■相続人調査の注意点
相続人の調査をする際、間違えた調査をしてしまうと、
後に行なう遺産分割協議が無効になってしまうことがあります。
例:夫が死亡、残されたのは、妻と子供が2人。
自分たちのみが相続人と考えていたとします。
その数ヶ月後に父には認知をしていた子供がいたことが判明。
この場合、遺産分割当時に存在していた
他の相続人を加えずにされた遺産分割、財産処分は無効となります。
除外された相続人(この場合は、認知されていた子供)は
改めて遺産分割を行うことを他の相続人に請求できます。
よって、この場合は、やり直しを余儀なくされてしまいました。
これらを回避するためには、相続人調査は、正確に行いましょう。